ゼットン(3057)正式名称『株式会社ゼットン』は外食業を生業とした上場企業であり日本だけに留まらずハワイや韓国などにも店舗を構えるグローバルな企業でもあります。
ゼットン(3057)の店舗の中で特に有名なのが、ハワイのワイキキに本店があり、日本にも複数の店舗がある「ALOHA TABLE」(以降はカタカナ表記)。
ハワイをコンセプトにしたカフェ、バー、ダイニングなど様々な形態の店舗があり、アロハテーブルはゼットン(3057)を代表するブランドとして有名です。
その他にも和食、中華、フレンチ、イタリアンなど様々な店舗があり、新しい形の「食」を提供しています。
それではゼットン(3057)はどういう企業なのか、事業内容、店舗情報、株式などを具体的に見ていきましょう。
もくじ
ゼットン(3057)の主なできごと
1995年 | 稲本健一氏が株式会社ゼットンを設立。 |
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2005年 | 名証セントレックス上場を果す。 |
2009年 | アロハテーブル ハワイ・ワイキキ本店オープン |
2016年 | 鈴木伸典氏が社長に就任 稲本氏は会長へ |
ダイヤモンドダイニングに買収される(前向きな) |
ゼットン(3057)の事業内容
- アロハテーブルというブランドをカフェ、バー、ダイニングと様々な形で展開
(日本国内でのハワイアン店舗数はシェア第1位) - ハワイ、アジアテイストなどのビアガーデンを展開
(日本国内でのビアガーデン店舗数はシェア第1位) - レストランの開発、経営。それに伴う地域の再開発、活性化。
- 結婚式のプロデュースなどのブライダル事業
ゼットン(3057)の店舗紹介
ゼットン(3057)の魅力はアロハテーブル、ビアガーデンだけではなく、様々なコンセプトの個性溢れる店舗がたくさんあります。
そこでゼットン(3057)の魅力溢れる店舗を少しだけ紹介したいと思います。
東京の銀座にあるこのお店はB1~4Fの計5階分のお店があります。
名古屋めしを中心に、鍋、和食など様々な料理が楽しめ、B1が半個室、1Fが立ち飲み、2,3Fがテーブル席、4Fがカラオケ個室となっております。
ニーズに合わせた楽しみ方ができる新しいスタイルの飲食店としてサラリーマン、OL問わず幅広い方々が利用しているとても人気のある店舗となっています。
こちらも東京銀座にあるお店で日本全国各地からお酒に合う「つまみ」を取り寄せていて、外観、内観は落ち着いた雰囲気になっており1人酒も楽しめます。
色々なグルメを味わいたい方や静かにゆっくりとお酒を飲みたいという方におススメです。
東京の赤坂にあるこの2つのお店は隣接しておりワインセラーからワインを選んでイタリア料理を堪能できるお店と内装は落ち着いた雰囲気だが賑わいのあるバー(テラスもあり)の2店舗あります。
イタリア料理を楽しんだ後にバーでゆっくりと。なんてこともできます。
その日の気分によって使い分けられるのがいいですね。
今後も続々と個性溢れる店舗を展開し続けるゼットン(3057)
このクリエイティブな発想がゼットン(3057)の発展の大きな要素だと言えると思います。
ゼットン(3057)の業績
ゼットン(3057)の過去8年間の業績です。(1単位100万円)
年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
2011 | 6,371 | 200 | 183 | 102 |
2012 | 6,480 | 349 | 346 | 121 |
2013 | 7,721 | 331 | 344 | 149 |
2014 | 8,439 | 311 | 342 | 143 |
2015 | 9,611 | 155 | 303 | 150 |
2016 | 10,141 | -93 | 24 | -233 |
2017 | 9,908 | 338 | 335 | -442 |
2018 | 9,230 | 428 | 442 | 155 |
2016年には売上高100憶円を突破したものの利益が上がっていませんが2018年では利益を得ているようです。
ゼットン(3057)の株主優待
ゼットン(3057)の株主優待はお食事券となっています。
変更前(2018年分まで) | 変更後(2019年分から) |
100株以上300株未満:2,000円分 | 100株以上300株未満:3,000円分 |
300株以上500株未満:6,000円分 | 300株以上500株未満:9,000円分 |
500株以上:12,000円分 | 500株以上:18,000円分 |
他に
・徳川園入場券 ・徳川美術館入場券 ・名古屋テレビ塔入場券 ・横浜マリンタワー入場券が付属 |
※保有期間一年以上は1,000円増額
100株以上300株未満:4,000円分 300株以上500株未満:10,000円分 500株以上:19,000円分 |
優待お食事券の額が今年からは1.5倍に倍増!
2018年分まで付いていた有名地所の入場券は変更後からは廃止。
徳川園や横浜マリンタワーは観光地として一見の価値ありですが、毎年は使えず貰い損になる方も多かったのではないでしょうか。
2019年からの変更は嬉しい株主の方々も多く、新しく株主となる方にも嬉しい内容ですね!
特に関東圏にお住まいの方には使う機会が少なかった施設入場券。代わりに食事券の増額に変わったと考えればお得感アップですね!
また、1年以上の継続保有(権利確定日後も株式売却せず次年度も保有する事)で更に1,000円分増額になり、優待生活を目的に長く保有予定の方には、2年目以降からは増額の楽しみがあって素晴らしいですね!
利用可能店舗の特徴
優待お食事券はゼットンが運営する系列店舗で使う事ができます。
使える店舗一覧はゼットンのホームページで確認できます。
国内店舗のみで使用可能なので、韓国・ハワイの店舗では利用できません。ご注意ください。
優待券が利用可能な店舗は、駅周辺など利用しやすい立地にあって良いですね。
銀座、六本木、赤坂、日本橋の店舗は、ディナータイムに使いやすそうです。
銀座でバーを営業しているgindachiやshiokaraは、美味しい料理を肴にワインや日本各地のお酒を楽しめます。
六本木の六七はラウンジから眺める夜景の雰囲気が良いです。雰囲気を満喫しつつ、美味しいディナーをどうでしょうか。
落ち着いた雰囲気と美味しい食事とお酒を楽しめる、まさに特別なひと時にピッタリな場所ばかりですね!
どの店舗でも、優待で貰える最低額の3,000円である程度自由に食事を選べそうなのも良いですね。
総じて、来店が容易な東京近郊にお住まいの方には大変お得な優待券だなという印象です。
ゼットン(3057)の株主優待はいつ届くの?
権利取得日が2月末、優待到着は5月下旬になります。
優待券の有効期限は1年間
ゼットン(3057)の配当
それではゼットン(3057)の配当金を見てみましょう。
2015年 | 9.00円 |
---|---|
2016年 | 5.00円 |
2017年 | 0.00円 |
2018年 | 5.00円 |
以上がゼットン(3057)の過去4年間の配当となります。
優待・配当利回り
配当+優待利回りについてです。
優待利回りという言葉をご存じですか?
簡単に言えば、株式を購入した金額に対して、年間どれだけ優待での見返りが見込めるかという指標です。
ここでは、ゼットンの配当+優待利回りについてご説明します。
ゼットンの配当金は、1株あたり5円(会社予想)で、2019年6月28日現在の終値は910円なので利回りは0.54%です。
優待券3,000円分を合わせて一株当たり3,500円。利回りは3.85%となります。
これだけではあまり高いとは言えませんが、一年以上の継続保有での1,000円増額で合計4,500円。この場合、4.94%の利回りとなります。これなら、十分な利回りと言えますね。
10万円以下という少額で購入できる点も、優待目的の売買ではとても選択しやすい価格帯となっています。
現状のゼットン株は、年間5%近くの利回りも期待でき、購入もしやすい魅力的な銘柄となっております。
終わりに
2016にダイヤモンドダイニングと前向きな買収によりゼットン(3057)は人員不足解消などの課題はクリアしたものの2年連続で赤字続きでしたが、2018年からは利益も出ており2019年も黒字経営がほぼ確定しています。
徐々に経営も上向きになり今後の活動に注目が集まります。
また、ゼットンの優待内容は2019年から更に使いやすくなりましたね!
食事を多く楽しみたい、もっと豪華なお店に行く機会がほしい方には非常に満足度の高い内容ではないでしょうか。
購入に際しての費用も少なく済み、見返りもしっかりある素敵な優待ですね。
これを機会に、購入を検討してみてはどうでしょうか。
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