吉野家は、全国展開している牛丼チェーン店として有名な会社です。
皆さんも一回は利用したことがあるのではないでしょうか?
今回は、吉野家に投資するにはどれくらいの資金が必要なのか?
どのようなメリットがあるのか?ということを詳しく説明していきます!
吉野家はどんな事業を行なっているの?
吉野家と言えば、牛丼のイメージが強いですが、他にも幅広く事業を展開しています。
吉野家の親会社である吉野家ホールディングスは現在、主要4会社を中心とした、39社のグループ会社となっています。
主要4会社の中には、吉野家の他に、うどんのチェーン店として知られる「はなまる」、ファミリーレストランのフォルクスなどで有名な「アークミール」、新鮮なお寿司を取り扱う「京樽」があります。
はなまるうどんやフォルクスが吉野家の子会社だとは、知らなかった方も多かったのではないでしょうか?
さらに、吉野家ホールディングスでは、海外進出も積極的に行なっています。
1975年に吉野家がアメリカに進出したことをキッカケに、アジアにも数多くの店舗を出店。
現在は、吉野家、はなまるうどん併せて約900店舗が海外に展開しています。
吉野家では、2019年現在、国内外併せて約3100店舗が出店し、グループの総売上高は1985億円となっています。
吉野家に投資するにはどれくらいの資金が必要なの?
2019年3月現在、吉野家の株式は1株約1820円となっています。
吉野家に投資して優待を得ることのできるのは、100株からとなっているので、最低でも
1820×100で182000円必要になってきます。20万以内で投資できるんですね。
ここで、比較としてそのほかの牛丼チェーン店の金額を見てみましょう。
松屋を経営している松屋フーズの株式は、1株あたり約3800円。
3800×100株で380000円。
すき家の親会社である、ゼンショーホールディングスは、1株あたり約2670円。
2670×100株で、267000円。
吉野家の株式は、他の会社よりもだいぶ安いことがわかります。
一般の家庭で投資に38万出すのは中々勇気がいりますよね…。
牛丼チェーンをよく利用するし、株主優待を受けることができるなら投資してみようかな、とお考えの方は、まずは手軽に始められる吉野家を選んでみるのも良いかもしれません。
吉野家の株主優待ではどんなサービスを受けられるの?配当金は?
まず、株主優待について解説していきます!吉野家の株主優待では、1枚につき300円相当の優待券をもらうことができます。
優待券は、吉野家ホールディングスの主要4会社である「吉野家」、「はなまるうどん」、「アークミール」、「京樽」で使うことができます。

我が家では、はなまるうどんで優待を使用することが多いです。
※優待券のみのお支払いの場合は、おつりが出ないので、使用の際は注意するようにしてください。
また、一部店舗では株主優待券を使えないこともあるようなので、調べてから行くようにしましょう。
もらえる優待券の枚数には、保有株数ごとに違いがあります。もらえる枚数は、以下の通りです。
- 100~999株保有している場合:2月末、8月末の半期ごとに10枚
- 1000~1999株保有している場合:2月末、8月末の半期ごとに20枚
- 2000株以上保有している場合:2月末、8月末の半期ごとに40枚
優待はいつ届く?
2月末、8月末とありますが、これはあくまで権利確定時期となります。
・2月末の分は5月上旬に
・8月末の分は11月中旬
に到着なります。
到着までに約3ヶ月のタイムラグがあるので、注意しましょう。
吉野家の配当金は?
次に、配当金について説明していきます。吉野家では、1株あたり10円の配当を、年2回実施しています。
なので、100株を保有している場合は半期ごとに1000円、年間で2000円の配当金を得ることができます。
権利確定時期、支払い時期ともに優待券と同じなので、一緒に受け取る形になります。
終わりに
吉野家では、他の牛丼チェーンと比べて、少ない資金で投資を行なうことができます。
最低でも年間6000円分の優待券と、2000円の配当金を得ることができるので、吉野家をよく利用する方にはおすすめの銘柄となっています。
ぜひ投資を検討してみてはいかがでしょうか?

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