VOOとは?
VOOとは海外ETFの一種で、正式名称は「バンガード・S&P500ETF」です。
VTやVTIといった人気のETFを数多く提供しているバンガード社のETFで、VOOも投資家からの信頼も厚い商品となっています。
この記事では、VOOの特徴や分配金について、分かりやすく解説していきます。
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VOOの特徴
正式名称のとおり、VOOはS&P500という指数に連動するETFです。
この指数は日経平均株価の米国版のようなイメージで、米国経済を代表する500の企業の株価で構成されています。
組み入れ割合の高い企業トップ3は順に、マイクロソフト、アップル、アマゾン・ドット・コム。
これらの企業を知らない人はいないくらい、世界的に有名な大企業ですよね。
VOOはこのような米国の500の企業の株価と連動するETFです。
VOOに投資することは、いわば米国経済のほとんどに投資すること、と言い換えられるでしょう。
このような米国の大手企業は急激な成長が無い代わりに、株価の急落もあまり多くありません。
値動きが安定しているため、相場の動きに一喜一憂しなくて済むため、ストレスを抱えたくない投資家に人気のETFです。
VOOの分配金利回り
ETFを保有していて最も嬉しいのは、定期的に貰える分配金です。
VOOの場合、年間で2%弱の分配金を貰うことができます。
VOOの分配金は年4回に分けて支払われ、権利落ちするのは3、6、9、12月です。
この4回の分配金を合計すると、基準価格に対して2%弱の分配金となります。
一見少ないように感じられますが、VOOに含まれる株式は安定成長期の会社が多く、ゆっくりと株価が値上がりしているのが特徴です。
基準価格そのものもじわじわ上昇していくため、売却時の利益の方が大きくなるかもしれません。
VOOは信託報酬が安い
ETFのデメリットとして上がるのが「信託報酬」です。
これは運用会社に支払う手数料のことで、できるだけ安い方が好ましいもの。
一般的なETFは安くても0.1%ですが、VOOの信託報酬は0.04%という圧倒的な安さ!
バンガード社以外にもS&P500連動型ETFを運用している会社はありますが、その中でも最安の水準です。
VOOを運用しているのがバンガード社という巨大な会社で、世界的に人気のETFだからこそ、ここまでの低コストが実現しているのです。
経費率が低すぎると、運用会社がきちんと資産を管理してくれるか心配になる方も多いでしょう。
しかしVOOの場合、運用会社は基本的にS&P500組み入れ銘柄が変わったときに株式の売買をするだけなので、経費率が0.04%と小さくても問題ないのです。
バンガード社もしっかりと資産を管理した上で、この低コストが成り立っているのです。
ウォーレン・バフェットもおすすめの指数
株式投資の王様といえば、ウォーレン・バフェット氏。
運用の知識もあって銘柄の選球眼も鋭い彼が、もし投資の知識が無い妻に勧めるとしたら、どんな銘柄を勧めるか?という質問に対する答えは、非常に有名です。
バフェット氏はS&P500に連動するETFを勧める、と答えました。
ここまで解説してきたとおり、S&P500指数が安定的に上昇しており、投資初心者が売買しても失敗しにくいためです。
買い持ちしているだけで少しずつ価格が上がり、分配金も貰えるので、確かに初心者が初めに買う銘柄としてぴったりですよね。
VOOもS&P500に連動するETFなので、投資の王様も認めたETFであると言うことができるのです。
値動きが安定している、ということは、日々の値動きでストレスをあまり感じなくて済む、ということでもあります。
株価が気になって仕事が手につかない…といった事態も避けることができるので、おすすめですよ。
初心者こそVOOへの投資がおすすめ
VOOはS&P500に連動する米国株のETFで、安定的に成長しているのが特徴です。
これから株式投資を始めたい方や、株式を買ったものの日々の値動きにストレスを感じている方に、おすすめのETF。バンガード社の商品では、VTやVTIと並んで人気の商品です。
ぜひVOOをポートフォリオに組み入れてみてはいかがでしょうか。
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