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PFFって何?どこよりも分かりやすいETF(PFF)の解説

PFFとは?

PFFは、数ある海外ETFの1つで、正式名称は「iシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETF」です。

海外ETFといえばVTやVTIが有名ですが、PFFも人気のあるETFで、国内の証券会社が公表する総保有高のランキングには、必ずと言っていいほどトップ10にランクインします。

なぜ人気があるのかというと、分配金の利回りが5〜6%と圧倒的なリターンを誇るから!ここまでの利回りを叩き出せるETFはとても少なく、高配当銘柄を狙う投資家の強い味方なのです。

そんなPFFに投資するメリット・デメリットをご紹介します。

PFFの「優先株式」とは?

PFFは米国の優先株式に投資するETFです。PFFの正式名称には、耳慣れない「優先株式」という言葉が入っていますよね。

PFFのメリット・デメリットにも関わる重要なポイントなので、優先株式が何かを先に説明しておきます。

一般的な株式のことを「普通株式」と言い、これよりも優先的な立場の株式を「優先株式」と言います。

例えば、企業が倒産した場合、残った財産を株主などで分けるのですが、このとき、普通株式よりも優先株式を持つ人の方が優先して財産を分けて貰うことができる、などの特長があります。

この性質のため、優先株式には普通株式よりも配当が高いというメリットがあります。

一方で、普通株式についている議決権が、優先株式にはない、という特徴もあります。
ここは株式というより債券の性質です。このため、優先株式は「株式と債券の中間で、両方の性質を持つ」と説明されることが多いです。

PFFのメリット①分配金利回りが高い

PFFの最大の利点は、株式としての性質である高利回りです。年率にすると5〜6%という驚異的な利回りなんです!

他のETFを探してみても、5%を超えるものはほとんどありません。
そのため、配当生活を目指す投資家には特に人気のETFなのです。

個別の株式なら5%を超える配当も存在するかもしれませんが、そのような銘柄を探し当てるのに、投資初心者なら大変な時間と労力がかかってしまいます。

PFFのように、様々な企業の優先株式を集め、結果的に高配当になっているETFを購入した方が、遥かに負担が少ないでしょう。

PFFのメリット②毎月分配金を貰える

PFFは高配当なだけでなく、毎月分配金を貰うことができます。

一般的な海外ETFは3ヶ月ごとなので、毎月分配金が振り込まれるPFFはまるでお給料のよう。

配当生活を目指す人にぴったりの海外ETFです。

PFFのデメリット①値動きが少ない

PFFは高利回りの商品ですが、価格の上昇は鈍いです。価格の値動きが少ないところは、債券の特徴になっていますね。

そのため、デイトレーダーのように売買で儲けるタイプの投資家には向かないETFです。

一方で、価格が安定しているということでもあるため中長期に渡って保有したい人にはあまり関係のないデメリットでしょう。

確かに価格は上がったり下がったりしませんが、反転、分配金がたくさん貰えるので気にならないデメリットです。

PFFのデメリット②金融株式が多い

確かに価格が上下しにくいのがPFFの特徴ですが、金融機関の株式の割合が大きいため、リーマンショックのような金融危機には弱いです。
実際に、リーマンショックの頃には価格が半分ほどになってしまいました。

ただし、金融危機のときはどのような銘柄も一斉に価格が下がります。

PFFに限ったデメリットではないため、既に投資の経験がある人にとっては気にならないデメリットかもしれません。

PFFへの投資を考えましょう!

高配当で毎月分配金が振り込まれる特殊なETF、PFF。値上がり益はあまり多く見込めませんが、見方を変えれば価格が安定している、ということ。

売買で儲けるなら適さないETFですが、配当目当てでずっと保有し続ける前提なら、価格が変動しにくいPFFは心理的なストレスが少なくておすすめです。

投資を始める人が目指す理想の1つに、配当をたくさん貰って、働かない悠々自適な生活がありますよね。
夢の配当生活を目指すなら、中長期に渡って安定しており、高配当のPFFは必須とも言えるでしょう。

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