子育てと投資のブログ!!優待銘柄、米国株(ETF)、ふるさと納税について紹介

外国株初心者向きの銘柄はこれだ!【BTI】ブリティッシュ・アメリカン・タバコについて基本情報から解説

「外国株の取引に興味がある。でも、自分は外国株初心者なので、最初はできるだけリスクの少ない銘柄が知りたい。」

この記事は、このような悩みにお答えします。

数ある外国株の内、特に初心者にオススメできる銘柄が【BTI】(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)

安定した増配が期待できる銘柄です。

〈本記事の内容〉

●     BTIの基本情報、特徴

●     BTIが外国株初心者に向いている理由

まずは、BTIの基本情報について解説します。

BTIは、世界第2位のタバコグループ

事業内容について

BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)は、1902年に創業されたイギリスのタバコ企業です。

上場しているタバコ企業の中では世界第2位の規模。

取扱銘柄は200を超え、世界200ヶ所の国や地域で販売しています。

アメリカでも上場している

BTIはロンドン証券取引所だけでなく、ニューヨーク証券取引所にも上場しています。

そのため、ふた通りの購入方法があります。

  • ポンド建て(※1)購入
  • ドル建て(※1)購入

ドル建ての場合、イギリスADR(※2)として購入することになります。

【用語解説】

(※1)ポンド建て、ドル建てとは?

円以外の通貨で売買し、利息を払うことは「外貨建て」と呼ばれます。ポンドで行う場合は「ポンド建て」、ドルで行う場合は「ドル建て」と呼びます。

※2)ADR(American Depositary Receipt)とは?

米国以外の国で発行された株式をもとにして発行され、米国の証券取引所に上場している有価証券のこと。

要は、米国以外の株式を、米国株と同じように取引するためのシステムです。

つまり、BTIの株式は、「英国株式市場でポンド購入することも、米国株式市場でドル購入することもできる」ということです。

タバコ市場の動向

世界的な売上は減少傾向にあるタバコ市場ですが、BTIではこのような対策がとられています。

  • 紙巻きタバコの値上げ
  • 紙巻きタバコよりも利益率の高い電子タバコの販売

現在日本でも、BTIから【glo(グロー)】という加熱式タバコの発売が開始されました。

今後、紙巻きタバコは確実に電子タバコに取って代わられるといわれています。

BTIがどこまで、電子タバコ市場のシェアを獲得できるかに注目です。

【財務状況など】長期的で安定した増加傾向にある

※単位:ポンド

ここで、BTIの直近の財務状況を確認してみます。

損益計算(直近)

総収入 営業CF 営業CFマージン(%) 純利益
2016年 14130 4893 34.6% 4839
2017年 19564 6119 31.3% 37656
2018年 24492 11972 48.9% 6210

売上は世界中の地域にきれいに分散しており、特定地域に依存していません

そのため、今後も安定した売上が見込めます。

また、営業利益率に関しては、ここ十年間で平均して約32%と高い水準です。

今後、紙巻きタバコより利益率の高い【glo】の売上を伸ばすことに成功すれば、さらなる利益率の増加もあり得ます。

貸借対照(直近)

総資産 総負債 株主資本 自己資本率(%)
2016年 39773 31367 8406 21.1%
2017年 141054 80073 60981 43.2%
2018年 146342 80654 65688 44.9%

【配当】余裕をもった配当で、今後のさらなる成長が見込める

配当月・配当落ち月

  • 配当月は、【2月、5月、8月、11月】の年4回です。
  • 配当落ち月は、【3月、6月、10月、12月】です。

EPS(一株あたり利益)の傾向

EPSは、過去10年間ほぼ停滞することもなく安定して増加し続けています。

今後も長期にわたって伸びていくことが期待できます。

配当性向について

BTIの配当性向は、平均的に70%前後です。

最大手でありながらも、PMやMOなど他のタバコ大手よりも余裕をもって配当をしているといえます。

これは、今後もさらなる成長が期待できる理由のひとつです。

【増配率の推移】BTIは増配にかなり力を入れている

19年間連続増配を記録

ポンド建てでは、1999年から19年間連続して配当金が増え続けています

1998年には24.0ポンドだった配当金は、2018年時点で190ポンドまで増配しました。

なおドル建てでも(連続増配は途切れているものの)全体的には増配の傾向にあります。

ばらつきのある増配率

増配率は業績に連動しており、ばらつきがあります。

3%近い年もあれば、30%近く増配した年もあります。

直近3年の増配率(ポンド建て)がこちらです。

  • 2016年:9%増
  • 2017年:0%増
  • 2018年:8%増

基本情報からわかる、BTIがお得な理由

ここまで、BTIの基本情報についてみてきました。

ここからは、BTIが特にお得な理由を考察していきます。

〈BTIがお得な3つの理由〉

●     二重課税が起きない

●     株主へ還元されやすい

●     とにかく安定している

二重課税が起きない

実は通常、米国株の配当金には現地課税として10%課税がされます。

加えて日本でも20.315%課税されるため、二重に課税されることに

確かにこの場合、二重課税されても所得税の確定申告をすれば取り戻すことはできます。

しかし、所得税を払わない専業主婦の方などは(法人名義で株式を保有すれば別ですが)取り戻すことはできません。

イギリスADRの場合は、米国株と同じように取引できるにもかかわらず、配当金に現地課税はされません。

つまり、そもそも二重課税が起きずに済みます

もちろん、現行NISAの範囲内の購入であれば、日本で配当金や値上がり益にかかる税金すらゼロにできます。

外国株でありながら余計に税金を取られる心配がなく、お得な上に安心して取引ができるのが強みです。

株主へ還元されやすい

タバコ業は、特に設備投資にかかるコストが少ないことで知られています。

そのため、積極的な自社株買いや配当などによる株主還元をする余力が生まれやすいです。

これまで19年間絶えず増配していることからも、BTIは株主還元のうち特に増配を重視している企業であることがうかがえます。

とにかく安定している

ニューヨーク証券取引所にも上場していることからもわかるように、BTIは大型優良株として非常に安定しています。

そもそもタバコ株は、訴訟と規制のたびに大きく株価が上下します。

FDA(アメリカ食品医薬品局)によるタバコ規制の強化や、訴訟の発生で株価が急落することもあり、一部の投資家には敬遠されていることで有名です。

一方で、世界的に不況に陥った場合でも、タバコは安定的に使用されます。

実際、BTIはリーマンショック時もほとんどダメージを受けていませんでした。

訴訟や規制で短期的に上下はするものの、全体を通してみれば安定した市場だといえます。

こういった意味でも、やはり長期的な投資に向いている銘柄だといえそうです。

まとめ

外国株取引は、その国の経済や政治の動向が大きく関係してきます。

そのせいで、初心者の内はどうしてもリスクを把握しきれず損してしまうことが少なくありません。

BTIのような長期的に安定が見込める銘柄から始め、徐々にその国の市場に慣れていきましょう。

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